シャープ COCOROBO（ココロボ）（RX-V60）

RX-V60

お掃除ロボットの中でも特に人気が高いのが、シャープのCOCOROBO（ココロボ）シリーズです。
現在、ココロボシリーズの中でも最も手軽で安価なのが「COCOROBO RX-V60」です。

話しかけると答えてくれる代表的な機能「ボイスコミュニケーション」は残念ながら搭載されていないものの、人工知能「ココロエンジン」を搭載しているので、清掃機能はバッチリです。

現在、シャープは３種類のココロボを展開しています。
「RX-V100（最上位モデル）」、「RX-V80（スタンダードモデル）」、「RX-V60（お手軽モデル）」の３つですが、お掃除ロボットは元々の値段が高いため、最も安価なRX-V60でもしっかりとした機能が備わっています。

最上位モデル「RX-V100」とRX-V60の大きな違いは、掃除機に話しかけると反応してくれる「ボイスコミュニケーション」や、「無線LAN＆カメラ機能」、「遠隔家電コントロール」といった特殊機能の搭載有無です。

いずれも、清掃能力とは関係のない「おまけ」に近い特殊な機能なので、そういった機能が不要な方は、RX-V60で十分と言えそうです。

性能面でのもう一つの違いは、RX-V100がタイマー運転に対応しているのに対し、RX-V60はタイマー運転には対応していないことです。
ただし、「毎日何時に掃除を始める」と言った予約運転機能はRX-V60にも搭載されています。

ハード面では、RX-V60の方が筐体が一回り小さいため、重さも約800g程度軽いです。
しかし、ボディが小さい分、集じん容積が小さかったり、連続運転時間が短いデメリットがあります。

RX-V60では、LOWモードで40分、HIGHモードで20分の連続運転ができ、約２時間でバッテリーの充電が完了します。

ココロボシリーズの中ではもっともお手軽なRX-V60ですが、清掃能力は最上位モデルに劣らず、強力な集塵システムを搭載し、部屋を綺麗にしてくれます。

シャープのココロボは、発売当初「話しかけるとコミュニケーションがとれるお掃除ロボット」として話題になった製品ですが、実はその清掃能力においても高い評価を得ています。

毎分約14,000回も回転するターボファンによって、部屋の隅々のホコリを集め、サイドブラシ、回転ブラシを使ってゴミを吸い込みます。
吸い込んだゴミはHEPAクリーンフィルターを通し、キレイな空気だけを排気するので安心です。

ココロボの清掃能力は、シャープの開発者も非常にこだわったという、業界最高峰の吸引力を誇っているのだそうです。

シャープといえば「プラズマクラスター」です。
プラズマクラスターは、マイナスイオンの力によって部屋の空気を綺麗にしてくれる空気清浄機のブランドネームです。

この、プラズマクラスターがココロボにも搭載されています。
部屋の中を掃除しながらプラズマクラスターイオンを放出したり、またココロボが停止状態の時でも、手動でプラズマクラスター機能だけを使うことが可能です。

部屋のゴミを取り除くとともに、部屋の空気も綺麗にしてくれる。
この機能はシャープならではの強みと言えるでしょう。

ココロボには5つの清掃モードがあります。

ココロボシリーズの中でも一回り小さいサイズのロボット掃除機である「RX-V60」は、直径29.9cm、重さ2.5kgの軽量コンパクト設計です。

椅子の脚と脚の間といった狭い場所も、30cm以下のRX-V60なら問題なく通過できます。
ちなみに、上位モデルとなるRX-V100の横幅は34.6cmなので、RX-V60は4.7cmもコンパクトなボディとなっています。

また、お掃除ロボットの高さ（身長）は9.6cmなので、10cm以下のベッドやソファの下であれば、中に入り込んでベッドの下にたまったホコリも綺麗に掃除してくれます。

製品名	ココロボ（RX-V60）
定価	オープン価格（販売価格は4万円程度）
カラー	ホワイト
本体サイズ	幅299mm x 高さ96mm
重量	約2.5kg
集じん方式	ダストボックス式　（紙パックはいりません）
充電時間	約2時間
掃除モード	自動・壁際・スポット1・スポット2・プラズマクラスター
最長運転時間	40分
付属品	リモコン充電台クリーニングブラシ交換用サイドブラシ1セット（2個）