シャープはもしかすると「ロボット会社」になるのかもしれません。
お掃除ロボットココロボシリーズの大ヒットで知られるシャープが、「CEATEC2013(シーテックジャパン)」に出店し、開発中のさまざまな製品をお披露目しました。
シャープは強みを持つ液晶パネル「IGZO」シリーズや、最近話題となりつつあるスマート家電など、様々な製品を出展しましたが、その中でも「SHARP Challenge」ブースでは、ロボット製品を中心にデモが披露されていました。
そこで登場したのがこのお掃除ロボットです。
ココロボやiRobotのルンバのような、一般的なお掃除ロボットとは全く違ったボディのこの掃除機、実はシャープが開発中の業務用ロボット掃除機なのだとか。
スタイリッシュで近未来的、上部に液晶パネルを設置したこのロボットは、「業務用Wet清掃ロボット」と名付けられ、水を使ってブラシ清掃を行うようです。
こちらは、ショッピングモールなどの広いエリアでの利用を想定して作られたとのこと。
また、吸引清掃を行う「業務用Dry清掃ロボット」も公開しています。
Dryタイプのロボットは、主にオフィスやロビーでの利用を想定しているとのことです。
このお掃除ロボットは、地図情報をインプットし、センサーによって自分の位置を把握しながら、設定したルートを自動的に走行しながら、掃除をします。
もちろん、消費者用製品と同じく、障害物や段差を避けるセンサーも搭載しています。
一部の消費者向けお掃除ロボットには、フローリングの水拭き掃除に特化した製品が登場していますが、今回業務用の清掃ロボットとしてWetタイプが登場したということは、近い将来シャープが第2のココロボとして、拭き掃除ロボットを発表する。かもしれません。
この他にも、シャープは「メガソーラー清掃ロボット」を発表しています。
ココロボで得たノウハウを業務用に生かし、様々な分野にお掃除ロボットの活用を考えてることがわかりますね。
ルンバ(iRobot)
元祖掃除ロボットメーカーのiRobot社。大人気のルンバはシェアNo.1。
ココロボ(シャープ)
シャープが開発した純国産のお掃除ロボット。プラズマクラスター搭載
スマーボ(東芝)
日本発の東芝製お掃除ロボット、その名はスマーボ。
コーボルト(フォアベルク)
ドイツの掃除機メーカー、フォアベルクのコーボルトが日本上陸。
ロボットクリーナー(ツカモトエイム)
ニトリや日本直販で売られている掃除ロボット。キティちゃんモデルも。
ラクリート(CCP)
CCPのラクリート(LAQULITO)シリーズは省エネ設計の自動掃除ロボット。
クレモン(モニュエル)
「トレたま」でも紹介されたお掃除ロボット「クレモン」シリーズ。
ホームボット(LG電子)
韓国の電機メーカー、LG電子がついに掃除ロボットを開発。
マミロボット(マミロボット)
韓国のマミロボット社は、カラーバリエーション豊富な6色展開。
ロボクリーナー(ANABAS)
ユニーク商品を手がけるANABAS社の除菌もできるロボクリーナー。
E-CLEAN(ASUS)
PCメーカーとして知られるASUSの子会社が作るロボット掃除機。
その他メーカー
スリーアップ のモッピー(MOPPY)など、さまざまなメーカーの掃除ロボット