iRobot社は2012年9月11日、東京のホテルニューオータニにて新型ルンバ『600シリーズ』を発売すると発表しました。
今回発売された2つのモデル「ルンバ620」と「ルンバ630」は、いずれも日本専用に作られたモデルとなっており、日本の住環境に対応した作りでありながら、価格の大幅な引き下げが行われています。
発売日は2012年10月19日です。
今回発売されたモデルは、いずれもこれまでのルンバと比較して、大きく価格が引き下げられています。
特にルンバ620は4万円台で買うことができるので、自動掃除機の敷居もグンと下がりそうです。
ここに表記しているのは定価なので、実際の販売価格はもう少し落ちるかもしれません。
価格が下がっても、清掃能力は劣りません。
現在発売されているルンバの最上級モデル『700シリーズ』の性能を持ちながら、さらに日本の住環境に適した機能UPがおこなわれています。
具体的にどこが変わったのか?まとめるとこのようになります。
最上位機種に位置づけられている「700シリーズ」と比較した場合、省かれている機能などをまとめます。
今回は10周年を記念して、8色のカラーバリエーションを施した限定モデルも発売します。
(10周年なのになぜ8色なのかは不明です…)
各色100台限定で発売されるカラーバリエーション豊富なルンバは、「ルンバ630」をベースにしたモデルで、ブルーやピンク、紫など、さまざまな色が選べます。
10周年限定モデルは国内のアイロボットストア(通販)限定での販売となっており、価格は56,800円です。
アイロボット社CEOのコリン・アングル氏によると、日本でのルンバの販売台数は世界の4分の1を占め、本家アメリカに次いで2番目に売れている国なんだとか。
今回発売された日本仕様の「ルンバ620」、「ルンバ630」はアイロボット誕生10周年を記念して、日本のために作った製品だそうです。
お掃除ロボット業界は、国内メーカーがようやく本格的な参入を果たし、シャープのココロボや東芝のスマーボなどが展開されています。しかし、そのお値段は7万円~9万円前後。。。
お掃除ロボットで先行していたiRobot社は、ライバルの進出に合わせていち早く、値下げされた買いやすいモデルの販売を開始したと考えてよいと思います。
まだまだ高級家電として取り扱われているロボット掃除機も、メーカー各社が値下げを始めれば一気に普及が進みそうな感じですね。
ルンバ(iRobot)
元祖掃除ロボットメーカーのiRobot社。大人気のルンバはシェアNo.1。
ココロボ(シャープ)
シャープが開発した純国産のお掃除ロボット。プラズマクラスター搭載
スマーボ(東芝)
日本発の東芝製お掃除ロボット、その名はスマーボ。
コーボルト(フォアベルク)
ドイツの掃除機メーカー、フォアベルクのコーボルトが日本上陸。
ロボットクリーナー(ツカモトエイム)
ニトリや日本直販で売られている掃除ロボット。キティちゃんモデルも。
ラクリート(CCP)
CCPのラクリート(LAQULITO)シリーズは省エネ設計の自動掃除ロボット。
クレモン(モニュエル)
「トレたま」でも紹介されたお掃除ロボット「クレモン」シリーズ。
ホームボット(LG電子)
韓国の電機メーカー、LG電子がついに掃除ロボットを開発。
マミロボット(マミロボット)
韓国のマミロボット社は、カラーバリエーション豊富な6色展開。
ロボクリーナー(ANABAS)
ユニーク商品を手がけるANABAS社の除菌もできるロボクリーナー。
E-CLEAN(ASUS)
PCメーカーとして知られるASUSの子会社が作るロボット掃除機。
その他メーカー
スリーアップ のモッピー(MOPPY)など、さまざまなメーカーの掃除ロボット