世界ではもちろんのこと、日本でも圧倒的なシェアを誇る自動掃除機が「アイロボット ルンバ」です。
ニュースによると、7割、8割近いシェアを獲得しているらしく、お掃除ロボットといえばルンバだと思っている人も多いでしょう。
しかし、ルンバは海外メーカー製品です。
日本の電機メーカーのブランドには多くの人が信頼を置いていて、「自動掃除機も絶対国産メーカーの物が欲しい」と考えている人は少なくありません。
国産メーカーのロボット掃除機としてまっさきに思い浮かぶのが、東芝のスマーボです。
テレビCMなども展開しているので、東芝がロボット掃除機を作っていると思っている人も多いでしょう。
しかし、業界では有名な話として、実はスマーボは「韓国のサムスンのOEM生産品」という事実があります。
サムスン電子の『SR8855』という製品をベースに、東芝のロゴマークを付けて販売しているのがスマーボなのです。
OEM製品とは・・・
OEM(オーイーエム) は、Original Equipment Manufacturingの略で他社ブランドの製品を製造すること。または、Original Equipment Manufacturerの略で他社ブランドの製品を製造する企業。
引用:Yahoo!知恵袋
これは決して悪いことではありませんが、国産メーカーにこだわりたいと考えている人にとってはちょっとショックな話です。
現在、国産のロボット掃除機で一番代表的なのはSHARPのココロボです。
しゃべるお掃除ロボットです。さすが日本メーカーのお掃除ロボットと思えるのは、フィルターなどのパーツを全て水洗いできるところです。日本人のきれい好きな感性がしっかり織り込まれいます。
ココロボは国産でルンバに対抗できる性能と機能とちょっとした遊び心をもったお掃除ロボットですが、値がはるのも事実です。
実は、ココロボ以外にも、国産お掃除ロボットがあります。しかも、値段もリーズナブルです。
CCPのラクリートというお掃除ロボットです。
CCPは名前こそあまり知られていませんが、バンダイナムコグループの電機メーカーで、家電製品を中心に手がけています。
ほかにもツカモトエイムのロボットクリーナーも国産です。
全国のニトリや日本直販で販売され、ハローキティモデルも販売するなど、積極的な展開をおこなっています。
自動掃除機は比較的人気が高いのですが、ツカモトエイムは先ほどのCCPとは違い、家電メーカーではありません。
生活用品全般を手がけているメーカーな印象です。
その他にも
ANABAS ロボクリーナー
デザインの評価が高く、UV除菌ランプ搭載でお部屋の掃除をしながら除菌ができるロボット掃除機
スリーアップ モッピー
フローリングの拭き掃除に特化した専用ロボット。値段が安価なのが魅力的
などがありますが、いずれも専門電機メーカーではありません。
これらの商品はすべて、ルンバやスマーボのような高機能な人工知能を持ったロボットではなく、単純に特定のパターンを繰り返して掃除するだけのものです。
(口コミを見るかぎり、それでもかなりゴミを取ってくれるようですが)
高機能、高性能な国産お掃除ロボットを希望されるのであれば、SHARPのココロボが一押しです。
ルンバ(iRobot)
元祖掃除ロボットメーカーのiRobot社。大人気のルンバはシェアNo.1。
ココロボ(シャープ)
シャープが開発した純国産のお掃除ロボット。プラズマクラスター搭載
スマーボ(東芝)
日本発の東芝製お掃除ロボット、その名はスマーボ。
コーボルト(フォアベルク)
ドイツの掃除機メーカー、フォアベルクのコーボルトが日本上陸。
ロボットクリーナー(ツカモトエイム)
ニトリや日本直販で売られている掃除ロボット。キティちゃんモデルも。
ラクリート(CCP)
CCPのラクリート(LAQULITO)シリーズは省エネ設計の自動掃除ロボット。
クレモン(モニュエル)
「トレたま」でも紹介されたお掃除ロボット「クレモン」シリーズ。
ホームボット(LG電子)
韓国の電機メーカー、LG電子がついに掃除ロボットを開発。
マミロボット(マミロボット)
韓国のマミロボット社は、カラーバリエーション豊富な6色展開。
ロボクリーナー(ANABAS)
ユニーク商品を手がけるANABAS社の除菌もできるロボクリーナー。
E-CLEAN(ASUS)
PCメーカーとして知られるASUSの子会社が作るロボット掃除機。
その他メーカー
スリーアップ のモッピー(MOPPY)など、さまざまなメーカーの掃除ロボット