32ルートサイクロンテクノロジーとは

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32ルートサイクロンテクノロジー

32ルートサイクロンテクノロジーとは、ダイソン社の最新型サイクロン掃除機『DC46』で採用されたテクノロジーです。

これまでのサイクロン機構とは違い、32ルートサイクロンでは、ダイソンの掃除機の中で一番小さいサイクロンを採用しました。
その数、実に32個。これまでのダイソン社の掃除機においても、他社製のものと比較しても全く違った形のサイクロン掃除機となります。

最も小さい32個のサイクロンを2層構造に配置することで、より強力な遠心力を生み出します。
32ルートサイクロンでは、最大320,000Gもの遠心力を発生させられます。

ダイソンDC46では、前機種のDC36よりも吸い込み仕事率も10W向上しています

ダイソンのサイクロンテクノロジー 歩み

ダイソンのサイクロン技術の歩み

サイクロン掃除機と言えば「ダイソン」というイメージが強いです。
しかし、ダイソンのサイクロンテクノロジーは日々進化しており、新モデルが発売されるごとにその能力をUPさせています。

ルートサイクロンテクノロジー

ダイソンのサイクロン技術のベースとなっているのが「ルートサイクロン」です。
ダイソン社では20年以上も前からサイクロンについて研究を重ね、取得した特許は564件以上にもなります。

ルートサイクロンは、ロングセラーのDC26や、使い勝手が非常に良いDC45などの最新機種でも使われている技術で、ダイソンの掃除機の代名詞とも呼べるサイクロンテクノロジーです。

特徴的なのは、何重にも階層別に分けられたサイクロン機構です。
ルートサイクロンでは、大きく分けて4つの階層になっており、吸い込んだゴミを分解します。
内部では150,000Gの遠心力を発生させることが可能です。

ラジアルルートサイクロンテクノロジー

爆発的なヒットを生み出した前モデル『DC36』で採用されたサイクロン方式です。

ラジアルルートサイクロンでは、空気の気流がより効率的に流れるように一から設計をしなおし、より小さなゴミもサイクロン内部で処理できるようになりました。
後述しますが、その性能アップによってアレルゲンもしっかり除去できるようになり、各国のアレルギー協会から認定を受けた掃除機としても有名です

ラジアルルートサイクロンでは、性能が大幅にアップし、最大293,000Gもの遠心力を発生させることができます。

32ルートサイクロンテクノロジー

最新機種、DC46で搭載された32個の小さなサイクロンを使った技術です。

ラジアルルートサイクロンをさらに上回る320,000Gの強力な遠心力で、より吸引力をアップさせました。吸い込み仕事率の数値が増加していることからもわかります。

DC46では、サイクロン機構に改良が加えられた他、ペットや人の毛が絡まりにくいクリーナーヘッドが搭載されるなど、その他にも新しく開発された技術がたくさん採用されています。

サイクロン技術向上のメリット

サイクロン機構での分解能力が向上すると、ミクロのゴミやアレルギー性物質も逃すことなくしっかりと分解できるようになります。

大きなメリットは2つ。

フィルターが長持ちする

サイクロン内で取り除けなかったゴミは、その後ろに設置されているフィルターでこし取るしか処理する方法がありません。
ですので、サイクロンテクノロジーの能力が弱いと、フィルターに頼ってしまうケースが多くなり、結果的にフィルターの目詰りが多くなり、吸引力の低下を招きます。

逆に、サイクロン機構で小さなゴミまでしっかりと処理することができれば、吸引力は持続し、フィルターのお手入れ回数も減るので、メンテナンスが楽になるのです。

よりキレイな排気を出すことができる

ダイソンの前機種DC36で採用されていた『ラジアルルートサイクロン』では、99.8%のミクロのゴミも吸引する事ができるようになりました。

0.5ミクロンのゴミを掃除機内で処理できることから、花粉やダニ、ペットの抜け毛といったアレルゲン物質も完全に除去できます。

この性能が評価され、DC36は「英国アレルギー協会」「スイスアレルギー協会」から、「アレルギー対策に適した掃除機」として認定されています。

ラジアルルートサイクロンよりもさらに進化した、32ルートサイクロンも例外ではありません。
実際に口コミ情報を見ていても、ダイソンを使用してから喘息が治ったなどの意見も見られます。

吸引力と清掃能力が評価されているからこそ、ダイソンの掃除機は人気があるのでしょう。

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