エアマルチプライアーとは?

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Dyson Digital Slim™ DC24 モーターヘッド

羽根のない扇風機「hot+cool」に使われているAir Multiplier™ (エアマルチプライアー)テクノロジーとは、ダイソンが発売する扇風機の総称です。

2009年に発表され、2010年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
そのインパクトの大きさからCMでも話題となり、発売直後は入荷してもすぐ品切れ状態が続いた商品です。

hot+cool エアマルチプライアー CM


エアマルチプライアーの仕組み

やっぱり気になるのがどんな仕組みなの?ということです。
エアマルチプライアーの仕組みを簡単に説明すると、まず最初に外部の空気を一旦取り込みます。

普通の扇風機が羽根を回して直接送風しているのに対し、エアマルチプライアーは一度筐体のなかにモーターを使って空気を取り込むんです。
なんでも、最大33リットル/秒もの空気を取り込むんだとか。

その後、吸い込まれた空気は、約1.3mmの開口部を通って加速します。
さらに、16度の翼型傾斜の上を通り円形の気流を生み出します。
この円形の気流が、一番上の画像にあるような直線型の送風(ムラのないスムーズな風)を作るのに一役買っているのだと思います。

最終的に、この気流はさらに周囲の空気を巻き込み、風量を増幅させます。
そして、最大6倍~18倍に増幅された風量を一気に放出します。
これがエアマルチプライアーテクノロジーの原理です。

一言で言うと、『一旦外部の空気を取り込んで圧縮し、風量を何倍にも増幅させて一気に放出する』ということです。

ダイソンの前に東芝が特許を取得していました

ダイソンは、エアマルチプライアーの特許を出願しましたが、実は申請を却下されています。

なぜかというと、実は1981年に東芝(旧 東京芝浦電気)が同様のデザインの特許を取得していたからなんですね。

ダイソンが特許出願をおこなったイギリスでは、特許の延長期間は最長20年となっているため、現在のエアマルチプライアーは特許侵害にはあたりません。

しかし、過去に取得された特許がすでに期限切れになっているからと言って、同じ技術を新規に申請して取得することはできないそうです。

ダイソン側は、東芝の技術とデザインは似ていることを認めているものの、違う技術であると主張し、再度エアマルチプライアーの特許取得を目指しています。

余談ですが、どうしても「エアマルチプライヤー」って言ってしまいますね。
私もこの記事を書きながら、何度もエアマルチプライヤーと誤記してしまいまいた(^_^;)

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